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イチョウは中国原産の落葉高木で、日本には平安時代に中国の高僧によって伝えられたといわれています。
イチョウの葉が注目されるようになったのは、イチョウ葉に含まれるフラボノイドという成分に血行促進効果が認められたからです。
特にイチョウ葉に含まれるフラボノイドには、2つのフラボノイドが重なった「二重フラボン」が特有の成分として6種類も含まれていて、他のフラボノイドに比べて血液循環効果が約3倍高いといわれています。
イチョウ葉に含まれる主成分としては、フラボノイドとイチョウの特有成分であるギンコライドが特に注目されています。
フラボノイドには、血管の材料であるエラスチンやコラーゲンの酸化を抑制して、しなやかな血管を作り、毛細血管などの末梢の血管を広げるので、全身の血行をよくする働きがあります。
また、ギンコライドには、抗PAF(血小板活性化因子)があり、血管に炎症を起こしてアレルギーの原因を作ったり、血栓が血管壁にとりつくのを邪魔する働きがあります。