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イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た作用をもつ成分で、大豆の胚芽部分に多く含まれる色素成分の一種です。
現在までに、ダイゼイン、ゲニステインなど15種類の大豆イソフラボンが見つかっています。
イソフラボンは、早くから骨粗しょう症や更年期症状などの女性疾患の改善効果が注目されました。
更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
女性ホルモンと似た構造をしているイソフラボンには、更年期の不快な症状を緩和・軽減する働きが期待されています。
また、イソフラボンは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことで、心筋梗塞や高血圧などのリスクを減らしてくれます。
さらに、女性らしいからだを作る女性ホルモンに似たイソフラボンのエストロゲン様作用は、肌の美白・保湿作用を高めるなど、美容効果の面でも大いに期待されています。
イソフラボンの標準的な摂取量は1日に40〜50ミリグラムです。
豆腐なら半丁(150グラム)、納豆なら1パック(60グラム)が目安になります。