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アロエは、アフリカ原産のユリ科の多年草です。
古代エジプトでは、薬用植物として、中国では健胃・便通作用の漢方生薬として用いられてきました。
日本でも、独特な苦味のある葉を食べたり、葉肉のヌルヌルを患部に塗るなど、昔から常備薬として重宝されました。
アロエに含まれるアロインは、腸の動きを活発にして、腸管からの水分の分泌を増やし、腸の動きを盛んにして、便秘を改善する効果があります。
また、アロエの厚い葉肉のジェル部分には、ヌルヌルしたムチン質が多く、保水作用にも優れていることから、日焼け止めや化粧水の原料などに利用されています。